海外暗号資産取引所の比較・解説

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「STEPN GO」等のNFTゲームをプレイする際には、国内取引所だけでなく、海外取引所が必要となることが多く存在します。

海外取引所は多く存在し、どの取引所を選べば良いか迷っている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、海外取引所の特徴を説明しながら、日本からでも使いやすい海外取引所の紹介・解説をします。

STEPN GOの始め方は、以下の記事を参考にしてください。

海外取引所の特徴

海外取引所は、全世界のユーザーを対象にしており、競争も激しいため、日本の取引所と比べるとサービスが充実していることが多いです。

1. 売買時の手数料が低い

海外取引所はユーザーも多いため、取引所の日々の取引高が高く、流動性が高い状態になっています。流動性が高いと、スプレッド(売買価格の差)が狭くなり、より効率的な取引が可能になります。特に大規模な取引を行う場合に重要な要素となります。

また、日本の取引所で一般的である販売所形式ではなく、板取引形式を行っている観点からも、売買時のスプレッドが低く抑えらることになっています。

2. 取り扱い通貨数が多い

海外取引所では、国内取引所よりも多くの暗号資産が取引可能です。これにより、新興プロジェクトのトークンや、国内では扱われていないアルトコインにもアクセスでき、投資の幅が広がります。

上場しているトークンへの審査基準が明確でないため、トークンの価格の乱高下のリスクは存在します。

3. レバレッジ取引が可能

海外取引所では、レバレッジをかけた取引が一般的です。レバレッジ取引は少ない資金で大きな取引ができるため、資金効率の高い投資を望むトレーダーにとって魅力的なオプションです。多くの取引所は、100倍までのレバレッジを提供しています。対して、日本の取引所では2倍までのレバレッジが主となっています。

国内外の差を作っている、国内取引所の法規制

では、なぜ海外取引所と国内取引所はこのような差があるかを説明します。

日本の暗号資産取引所のライセンスの存在

日本国内では、金融庁が認可したライセンスを持つ取引所のみが暗号資産交換サービスを提供できます。このため、日本の取引所は、セキュリティ面や法規制の順守に力を入れており、特に初心者にとっては安心できる取引環境を提供しようと尽力しています。

特徴としては、暗号資産の分別管理と、上場審査の二点が存在します。

暗号資産の分別管理

日本の取引所では暗号資産の分別管理が徹底されており、ユーザーの資産を取引所が使い込みができないようになっています。

このため、海外取引所と比べて運営による不正が起きにくいという観点で安心です。(2022年にはユーザーの資産を使い込んでいた海外取引所のFTXが破綻しました)

しかし、分別管理がされていても、ハッキングによりユーザーの暗号資産が盗まれてしまうリスクは存在はします。(2024年にはDMM Bitcoinから400億以上の暗号資産が流出しました。結果DMMが補填することになったものの、経営体力のない会社でハッキングがされた場合は資産が戻ってこないリスクがあります。)

上場審査

日本の暗号資産取引所は、取り扱うトークンがホワイトリスト性になっており、トークンが投資対象として安定しているか、流動性が担保されているか、などの利用者保護の観点から審査がされています。

そのため、日本の暗号資産取引所に上場しているトークンは比較的知名度の高いものが多く、結果急激な価格下落のリスクが少ないと考えられます。

一方、トークンの審査プロセスに時間がかかるため、新しい有望トークンが上場するまでの時間がかかってしまい、結果プロジェクトが盛り上がっているタイミングで、そのプロジェクトを利用できないという状況が発生したりします。

また、一度ホワイトリストに入ったからといって、そのプロジェクトが引き続き有力であるとは限りません。海外では上場廃止されるような人気が下がっているトークンが、日本の取引所で引き続き上場し続けている、というケースも存在します。

一部の海外取引所は日本からのアクセスを制限

一方で、ライセンスの問題から、一部の海外取引所は日本からのアクセスやサービス提供を制限しています。たとえば、業界最大手のBinanceや米国最大手のCoinbaseなどは、日本の規制に対応するため、日本居住者向けにサービスを一部制限することがあります。

日本向けサービスを展開する取引所も存在

日本からのアクセスを制限している取引所でも、Binance Japanのように、金融庁のライセンスを取得し、日本市場向けに専用サービスを展開している場合があります。

このような取引所も国内の規制に準拠しているため、取り扱い通貨に大幅な制限はかかっています。しかし、一部銘柄においては海外取引所と同じ流動性で取引ができるというメリットは存在します。

海外取引所の比較:取引高ランキングと日本対応状況

上記観点を踏まえたうえで、暗号資産の世界をより楽しむためには、海外取引所の作成をおすすめします。

一方、日本の取引所のライセンスの要件を満たしているわけではないため、取引所が不正を行ったり、品質の低いプロジェクトのトークンが存在するリスクなどがあります。

この観点を意識したうえで、海外取引所を考える観点として、全世界的に有名な暗号資産情報サイトCoinMarketCapのランキングをもとにおすすめの海外取引所を紹介したいと思います。

CMCランキング所在国取引所名日本利用可否日本専用取引所
1ケイマン諸島Binance
2アメリカCoinbase
3ドバイBybit
4セーシェルOKX
5韓国Upbit
6セーシェルHTX (Huobi)
7アメリカKraken
8セーシェルGate.io
9バージン諸島Bitfinex
10セーシェルKuCoin
11セーシェルMEXC
12セーシェルBitget
13シンガポールCrypto.com
14シンガポールBingX

STEPNのGMTのチェーン対応状況(日本から使える取引所)

STEPNで利用するGMTトークンが獲得可能な取引所と、その取引所のチェーン対応状況を説明します。

CMCランキング取引所名GMT対応チェーン
3BybitSolana, BSC
6HTX (Huobi)Solana, ETH
10KuCoinSolana, BSC
11MEXCSolana, BSC
12BitgetSolana, Polygon
14BingXSolana

STEPN GOはポリゴン(Polygon)チェーン上のゲームのため、STEPN GOをプレイしたい場合は、Polygon上のGMTに対応しているBitget(ビットゲット)の口座を作成することをおすすめします。

具体的な開設方法は以下の記事も参照ください。

また、全世界的に見ても取引高の多いBybit(バイビット)も使い勝手が良いため、合わせて口座開設することをおすすめします。


まとめ

海外の暗号資産取引所は、手数料の低さや取り扱い通貨数の豊富さ、レバレッジ取引の多様性など、国内取引所にはない魅力があります。特に、STEPN GOなどのNFTゲームやGMTトークンを活用したゲームをプレイするにはほぼ必須級でしょう。

しかし、日本の法規制により、利用可能な取引所が限られたり、アクセスが制限される場合もあるため、慎重な取引所選びが重要です。例えば、BitgetはPolygonチェーンに対応しており、STEPN GOのプレイに適しています。また、他にもBybitは全世界的に見ても取引高が高い取引所になります。

取引所
この記事を書いた人
旬みかん
旬みかん

STEPNファン
本業はコンサルタントで、STEPNを機にweb3の世界に参入。特にUniswap初めDeFiが世界を変えるだろうと確信。
コーディングも趣味で、直コン上場戦bot、アトミックアーブ系のbotも挑戦中。

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